オフショア開発成功の最大の鍵とは?

メルマガ『中国オフショア開発最前線』第052号(発行部数1,413部)より




上海環球金融中心.jpg


  今回は、「オフショア開発成功の最大の鍵とは?」
 をテーマにして、お話ししたいと思います。 

 コラム記事バージョン(中国ビジネスヘッドラインより)で読みたい方はこちら↓
オフショア開発成功を左右する発注先選定。最重要ポイントは?


■失敗事例より圧倒的に多い成功事例

  早いもので、上海でオフショア開発
 コンサルティング会社を立ち上げて
 今年で9年目に突入しました。

  これもひとえに、日頃お世話になって
 いるお客様やパートナー様のお陰だと
 感謝しています!



  仕事柄、これから新たにオフショア開発
 の実施を検討されている日本企業の
 経営者や管理者の方々のお話を伺う機会
 に恵まれています。


  例えば、下記のようなご意見を伺うこと
 がよくあります。


 「オフショア開発に興味はあるのだが、
  否定的な情報も多く不安がある」

 「オフショア開発で痛い目に遭った知人がいる」

 「ネット上の記事を読むと、自分たちでは
  到底、成功させるのはできないと思う」

 等々です。


  なかには、「成功報酬制だとすると、
 御社の事業は厳しいでしょう?
 どうやって事業を成り立たせているの
 ですか?」

 な〜んて、聞かれてしまったりします(笑)。

 (注)弊社では、ニーズを伺い、無料で最適パートナーを選定、ご提案しています。
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  この質問の裏には、「オフショア開発は
 失敗ばかりで、成功しない」という前提条件
 があるからでしょう。

 
  確かに失敗ばかりしていたら、
 弊社はとっくの昔に倒産してますからね(笑)!



  そんなとき、私は「是非、現地視察を
 してみてください。きっと印象がガラリ
 と変わると思います」

 とお応えするようにしています。

  百聞は一見に如かず!
  見ると聞くとでは大きな違いです。




  確かに様々なメディア上には
 ネガティブな情報も少なくありません。

  これらの情報は、まるっきり嘘の情報
 というわけではないと思います。

  中国にも日本と同様にいろいろな会社が
 ありますから。。。

  ネット上に掲載されている
 ネガティブ情報に相当するような会社も
 少なくないのも事実です。



  しかし、失敗事例以上に
 多くの成功事例が存在しているのも事実です。

  常時、オフショア開発プロジェクト
 を成功させている発注者にとっては
 成功することが、ごくごく「普通」のこと、
 「当然」のことであるため、
 いちいち、ネット上に成功事例を
 掲載しよう、などとは考えないこと
 でしょう。


  また、もし仮に失敗ばかりして
 いたら、リーマン・ショック後、
 オフショア開発市場の売上高グラフが
 再び右肩上がりに転じることも
 あり得ませんね。



  実際、弊社が創立以来、約8年間、
 サポートさせて頂いた案件で考えますと

 多少の納期遅延やコミュニケーション不足
 によるトラブルが発生してしまったことは
 ありましたが、充分にリカバリーできる
 レベルでした。


  オフショア開発に限らず、
 どんなプロジェクトでも多少の課題や
 問題事項が必ず出て来ますので、

 そういう意味では、ほとんどは
 ごく普通に成功している
 と言っても良いかもしれません。



  ある記事では、
 「納品した成果物が全く使い物にならず
  結局、自分たちで作り直した」
 というような致命的なトラブル、
 失敗事例が紹介されています。


  しかし、通常では、このようなことは
 考えにくいことだと思います。

  例えば、コーディング規約等、
 開発標準を予め準備したり
 仕様上の不明確事項をQ&A形式で
 全て潰したり、
 中間成果物にチェックを入れる取り決め
 をする等、

 基本的なことを堅実に行ないさえすれば
 このような事態に陥ることは
 ちょっと考えづらいと思います。


  もちろん、こういったことに
 柔軟に応じてくれる発注先を選定する
 ことが必須条件になりますが。。。


■経営トップとコアメンバーの信頼関係

  オフショア開発成功の最大の鍵
 発注先選定にあります。

  私の感覚的な数字ではありますが
 成功要因の80%は、最適な発注先選定が
 出来るか否かにかかっていると思います。



  では最適な発注先とはどのような会社
 なのでしょうか?


  私は次のように考えています。

  案件の内容に技術的にマッチした会社
 である必要はありますが、

  さらに重要な条件としては

 「経営トップとコアメンバーの
 信頼関係が厚く、コアメンバーが
 ほぼ100%定着している企業」


 と考えています。



  この他にも技術力、管理力、ノウハウ、
 コアメンバーの過去の経験等、様々な条件が
 ありますが、コアメンバーがその会社に
 長年定着しているかどうかは非常に重要な
 チェックポイントだと思います。


  さらに発注者としては、受注者の経営トップと
 コミュニケーションを充分に図り、会社対会社で
 親密かつ対等なパートナーシップ、
 中長期的な取引を行うスタンスで臨むことも
 重要だと思います。



  最適な発注先選定を行い、現場レベルでの
 良好なコミュニケーションを図りさえすれば
 プロジェクトを確実に成功させるしくみが
 自然に出来あがっていくものだと思います。


  特に初めて取引を行う場合、
 大概の受注者は発注者の仕事の進め方に
 合わせようとします。

  オフショア開発経験が豊富な受注者であれば
 万一、発注者の仕事の進め方に問題を感じた場合
 必ず問題提起してくるはずです。


  発注者としては、その声に耳を傾け、
 よく話し合いながらプロジェクトを進めれば
 自ずと結果が出てくると思います。


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プロジェクト管理力を見極める!

メルマガ『中国オフショア開発最前線』第041号より

 今回は、中国オフショア開発パートナーのプロジェクト管理力について考えてみたいと思います。

■CMM取得済みであれば安心?

 中国オフショア開発のパートナーを選定する上で、候補パートナーのプロジェクト管理力は、重要なチェックポイントのひとつです。

 中国で日本向けのシステム開発を主な事業にしている会社の多くは、社員への日本的な品質管理、納期遵守に関する教育に非常に力を入れています。また、最近は、CMMを取得している会社もかなり多くなってきました。

 もちろん会社によって差異はありますが、一般的に、日本向けのシステム開発を主要事業にしている会社の経営者やコアメンバーの品質意識や納期意識は、非常に高いと思います。

 重要なことは、意識の高い経営トップやコアメンバーの考え方を社内の技術者たちに植え付け、実際の開発業務に反映しているかどうか?だと思います。

 一般的には、企業規模が大きい会社やCMMを取得している会社であれば、社内のプロジェクト管理制度がきちんと整備されているので安心だと思いがちです。

 しかし残念ながら必ずしもそうではないこともあるので、注意が必要です。もちろん、CMMはひとつの目安になるとは思いますが、これだけが全てではないと思います。

 また、いくら立派なプロジェクト管理に関する社内制度があっても、実際は、各プロジェクトを担当したPM、PL個人の裁量に任されている場合もあります。

 この場合、運良く優秀なPM、PLに当たれば良いのですが、そうではないときは、リスクがかなり高まります。

 要するに、外面的なものだけでは、なかなか判別が難しいのが実態だと思います。

 企業規模やCMM取得という外面的なもののみに捉われず、もう一歩、奥に踏み込んで、実際の開発業務の進め方、管理方法をチェックすることがとても重要だと思います。
 

■もう一歩踏み込んだチェックとは?

 ではどのようにしてチェックすれば良いのでしょうか?

 理想としては、万一失敗しても、影響が少ない数人月程度の案件を試行発注し、実際の開発業務を通じて、パートナーの力量をチェックすることが一番確かな方法だと思います。

 しかし、そんなに都合が良い案件は、なかなかないですね。

 であれば、少なくとも下記のような事前チェックくらいはしておきたいところです。

 1)中国現地の開発現場の視察を行ない、実際にプロジェクト管理の実務を担当しているPMやPLとフェイスTOフェイスで面談する。

 2)開発業務の流れに沿って、各工程ごとに、使用している各種管理フォーマットを見せてもらいどのような方法で管理しているのかチェックする。

 ここで重要なことは、PM、PL個人の裁量に任されている傾向はないかどうか?という見方が必要なのではないかと思います。

 小規模な会社であれば、ひとりの経験豊富で、かつ統率力のある技術のトップ(経営者が兼務している場合が多い)が全てのプロジェクトを管理してうまく回ります。

 しかし、会社規模が大きくなればなるほどプロジェクト管理制度がきちんと整備され、属人的ではなく、組織的に管理するしくみになっているかどうかで、その会社のプロジェクト管理力に、  大きな差が出てくるのではないかと思います。
 

メルマガ『AsiaGATEマガジン−日本とアジアをつなぐ情報誌−

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オフショア開発を拡大できる企業は、管理力が優れている!?

メルマガ『中国オフショア開発最前線』第038号より

 今回は、システム開発には付き物である仕様変更(または仕様追加)の取り扱いについて考えてみたいと思います。

■ほんの些細な仕様変更や仕様追加でも別料金?

 仮に皆さんの所属する発注企業と中国の受注パートナーの間で、あるシステム開発において、請負契約を締結し、開発業務をスタートさせたとしましょう。

 例えば、開発業務途上で、エンドユーザからちょっとした仕様変更の要求を受け、その内容を受注パートナーの責任者に説明したところ、「これは仕様変更になりますので、別料金になります。別途、営業担当者から追加料金の見積書をお送りしますので宜しくお願いします。」と言われたとします。

 また、これが1回ではなく、毎回毎回続いたら、皆さんはどう思うでしょうか?

 おそらく、どんな強靭な精神力を持つ人でも、このプロジェクトのお客様であるエンドユーザと受注パートナーとの間で板ばさみとなり、極度のストレスを感じるとともに、もう2度と中国オフショア開発はやりたくないと感じられることでしょう!

 しかし、よく考えてみると、この契約は、請負契約であるため、見積時点で仕様は確定していて、その仕様であることを前提にして契約金額を決め、仕様通りの成果物を納入し、品質に問題がなければ検収、支払となります。この原則から考えると、この受注パートナーからの要求は正論と言えます。

 しかし、日本の商習慣では善し悪しは別として、多少の仕様変更や仕様追加があっても、柔軟に対応し、出来るだけ、当初の見積価格の範囲内で対処することが常識となっています。

 上記の事例のように、中国にも「仕様変更・追加は別料金」という明確なスタンスで事業運営している会社も多く実在します。企業により程度の差はもちろんありますが、欧米志向が強い企業(主として欧米市場に目を向けている企業)や必要以上に強気のスタンスで仕事を行う企業等、程度の差はあれ、この傾向が強いと思います。


■仕様変更が発生しないプロジェクトは存在しない!?

 しかしその一方、逆に「日本の仕事で、仕様変更が一切発生しないことは絶対にあり得ない!」「仕様変更や追加を最小限に抑えるため、事前に仕様上の曖昧な部分の撲滅、仕様上の矛盾点の有無チェックに注力したい!」と考えている中国のソフトウェア会社も少なくありません。

 中国で主として日本向けのシステム開発を中心に事業展開している会社は、日本独特の商習慣を理解し、柔軟に対応してくれる会社が比較的多いのです。

 もちろん、システム全体に大きな影響を与える仕様変更や仕様追加については、その都度、話し合いによって、精算方法を決めるというやり方になりますが、多少の仕様変更や追加であれば、柔軟に対応してくれるというイメージです。


■最終納品後に仕様変更を連発!?

 しかし、受注パートナー側の柔軟な対応にも限界があることは、言うまでもありません。

 ごく稀な事例ですが、請負契約であることを忘れてしまい、最終納品後に、あたかも当たり前のように、当初の見積価格範囲内で、何度も何度も仕様変更を要求してしまうケースもあります。これはかなり行き過ぎですね!

 これでは、受注パートナー側も疲れてしまい継続取引は難しくなる可能性が高いと思います。

 仕様変更や仕様追加をいかに最小限に抑えることができるか?エンドユーザの真のニーズをいかにして早期に把握できるか?また、仕様が曖昧な部分や矛盾点をいかに事前に潰せるか?ここが発注者の腕の見せところだと思います。

 まさに、これが『オフショア開発を拡大できる企業は、管理力が優れている!』と言われる所以ではないでしょうか。
 

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まぐまぐ

   



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中国オフショア開発の盲点、隠されたリスク

メルマガ『中国オフショア開発最前線』第037号より

■中国オフショア開発の盲点、隠されたリスク

 先日、初めて、中国オフショア開発の実施に踏み切ったある日本企業の社長さんから「こんなことあるのか?」と思ったと同時に「でも確かにあり得るなあ〜」と納得してしまった事例のお話を伺いました。

 発注者は、中国人経営者の日本企業です。開発業務を担当する技術者も日本在住の中国人です。
 同社は、初めての中国オフショア開発プロジェクトであるため、安全を見て、中国では知名度が高く、比較的大手のソフトウェア会社をパートナーとして選定したそうです。

 このパートナー会社は、長年中国国内で実績を積み大きく発展した後、新たに日本市場に参入してきました。いわば、実績も経験も豊富ですが、日本向けのプロジェクト経験が浅いということは否定できません。

 プロジェクトの開始に当たって、発注企業の責任者がパートナー会社の責任者に、お互いにとって共通の母国語である中国語で説明しました。 
 「まだ仕様は確定していませんが、とりあえず仮の仕様書を送ります。事前に勉強しておいてください」
 ここまでは、ごく普通のプロジェクトのシーンです。

 しかしその後に悲劇が起きてしまいました。 

 その後、仕様がほぼ確定し、最新版に改版した仕様書を送付するため、発注企業の責任者がパートナー会社の責任者に連絡したところ、パートナー会社の責任者の口から信じがたい言葉が発せられました。その言葉は、「既に開発が完了したのでこれから納品します。送金してください。」です。

 発注企業がパートナー会社にいくら事情を説明しても、一切受け付けてくれません。話し合いは平行線です。

 「こんなこと、あり得るのか?」「仕様書を渡すとき、きちんと説明したのか?」「仮の仕様書を送付後、かなりの時間があり、その間、コミュニケーションがなかったのでは?」等々、いろいろと言いたくなりますが、現実に起こってしまった不幸な事例です。

 このプロジェクトは、受発注者間で共通の母国語である中国語でコミュニケーションを行ったにも係わらず、悲劇が起きてしまいました。

 この事例には、いくつかの教訓があると思います。

 (1)知名度や企業規模のみでパートナーを選定してもリスクが潜んでいる。

 (2)コミュニケーション言語力とコミュニケーション力とは別次元の能力である。

 (3)日本の商習慣や開発プロセスを理解している、あるいは理解しようとする意識を持っている会社をパートナーに選定することは非常に重要である。

 中国は、他の諸外国と比較し、日本での業務経験がある技術者の数が圧倒的に多いという実態があります。また、日本向けの仕事を主な事業にしている企業では、このような経験者が、コアメンバーとなって会社を運営しています。

 もちろん個人差もありますが、日本の商習慣を理解してくれます。また、日本の商習慣や開発プロセスを理解し、柔軟に対応しなければ、競合他社に負け、企業としての発展もできないと意識している企業も少なくありません。

 私は、中国オフショア開発のパートナーをお探しの日本企業さんに、最適パートナーを選定して頂き、プロジェクトの成功を手中に収めて頂ければ!といつも考えています。

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組込みシステムの中国オフショア開発A

メルマガ『中国オフショア開発最前線』第035号より

 今回は、前回に引き続き、組込みシステムの中国オフショア開発について考えていきたいと思います。

 ↓前回メルマガのバックナンバーはこちら・・・。↓
 
 第034号 組込・制御系ソフト技術者は少数派か?

 
 
 前回メルマガでは

(1)組込ソフトは、比較的仕様も早期に明確化しやすく、仕様変更も少ないため、むしろオフショア開発に向いているのではないか?

(2)それにも係わらず、中国オフショア開発は、敬遠されがちの傾向が少なくないがなぜか?

 でした。

 今回は、その理由について詳しく考えていきましょう!


組込みシステムのオフショア開発上の課題   

 例えば、回路設計、PWB設計、PWB上への部品実装等、ハードウェア開発を日本国内で行い、このPWB上に実装した部品に書き込む組込みソフトの開発を中国に委託した場合を考えてみましょう!

 ハードウェア設計・試作、組込みソフトの開発までは、日本側、中国側の各々が仕様に従って進めるため、さほど問題ないかもしれません。

 しかし、問題はここからです。

 ハード、ソフトが一応完成し、両者を併せた組込みシステムとして、デバッグを開始した時からが問題です。


 具体例で考えてみましょう!

 デバッグを行って、一発で動くことは、非常に稀だと思います。

 果たして不具合現象の原因は、ハードの問題かソフトの問題か?
 言い換えると、日本側の問題か、中国側の問題か?となってしまいます。

 場合によっては、ハード、ソフトの双方に問題があることも充分にあり得ます。

 なかなか原因を掴みきれないことも少なくないでしょう!


 仮にハードもソフトも近い場所で開発をしていれば、「ちょっとこれを試してみよう」、「駄目だったら、今度はこっちを試してみよう」という感じで、試行錯誤もできます。微妙な割り込みタイミングの調整等も必要と聞きます。
 
 また、もし、PWB上に配線誤りがあった場合、日本で手直しして、中国に送付する必要があります。

 ハードの場合、ソフトと異なり、ネットで即時転送するわけにはいかないため、EMS等で2〜3日の時間を要します。


 このようなやりとりを何度も行うことを考えると、組込みソフトの中国オフショア開発を敬遠してしまうことにも頷けます。


 この他にもいろいろと課題があり、どうしても解決できない課題もあるかもしれません。

 しかし、基本的、共通的な問題としては、上記課題が最大の課題なのではないかと思いますが、いかがでしょう?
 

 でも、発注者として、本気でコスト低減や開発リソース確保を必要としている場合、最初から諦めずに、上記の課題を何とかして乗り越えたいですね!

 ではどうすれば良いのでしょう???


 これらの課題を解決するには

 (1)デバッグ時にオンサイト派遣(中国の技術者が日本滞在で作業)で対応する。

 (2)ハード設計・試作、組込みソフト開発を一括で中国に開発委託する。

 の方法が考えられます!


 初めての時は、リスクを感じると思いますが、オフショア開発効果や優秀な開発リソースを確保する観点から考えると、断然(2)が有利だと思います。実際に成功事例も多数あります。

 
 では、ハードもソフトも一括で開発できる企業が中国にあるんでしょうか?

 ↓そういう疑問、興味を持った方は・・・。↓

  組込みシステムの中国現地一括請負開発
 

 


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  中国全土のオフショア開発パートナー詳細情報掲載・検索
  詳細な検索条件指定で候補パートナーを一発検索

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中国オフショア開発総合情報サイト


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  弊社では、中国全土のパートナー数百社の中から、弊社として、お客様に自信を持って推薦できるパートナー
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これらの候補パートナーの中から、お客様のニーズに合致した最適なパートナーを選定 し、ご提案します! 

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